京都 LIGHT UP COFFEE / ideaspot が出来るまで その2

代替テキスト 私達は今回、想いを共有する二人のオーナーの相乗効果と、世代を問わず人々がコミュニケーションを取ることで生まれる可能性を持つ空間を目指し設計を進めました。 自然と人が言葉を交わす場所は、露地や縁側・路地裏など現代にも残っています。生活の一部を共有することで生まれていたコミュニケーションを、今回は「コーヒー」と「学び」をきっかけに生み出す事ができるのではないかと私達は考えました。

コミュニケーションを生む空間についてのイメージスケッチ

深い奥行きを持ったこの空間では、通路や出入り口などを共有することで最大限にスペースを活用することができ、さらにそれぞれのお客さんが交わるシーンを増やす事ができます。

空間の大きさを活用し人と人との距離感を大切に設計を進めました

人が自然とくつろぎ言葉を交わす距離感と導線、今後の様々な使われ方にもフレキシブルに対応出来るようなプランを心がけました。 私達の「ものづくり」は素材の個性や関わる人々など沢山のストーリーであふれています。設計を進めながら、そういったストーリーをこの場所に会話のきっかけとして添えることが出来ないかと考えました。 二人のオーナーの想いと共に私達の「ものづくり」のストーリーもお客さんとの会話のきっかけになる事を目指し、この空間のしつらえを二人のオーナーと共に作っていきました。