京都 LIGHT UP COFFEE / ideaspot が出来るまで その4

今回の空間づくりは、弊社で設計から施工まで一貫して行った事で、二人のオーナーと共に一つ一つ「体感するしつらえ」を形にしていく事が出来ました。

お店に入る時に必ず触れる扉の引き手は経年変化を楽しめる真鍮を使用
お店の方の毎日の手入れによって美しさに磨きをかけるヒノキのカウンター
木が生きていた時の自然な曲がりを活かしたクリ材のテーブル
クリ材の曲がりを活かし、突き合わせることで木立から光が漏れるような扉

中でも空間に落ち着きを与えるペンダントライトはオリジナルのデザインで「タンパー」というコーヒー器具をモチーフとし、様々な樹種を組み合わせ製作しました。

材料に触れながらプロポーションなどのデザインと機構を考えた
6種類の木を使ったコーヒー器具をモチーフとしたペンダントライト

私達は京都・出町柳で、コミュニケーションを生む空間を計画し、「体感するしつらえ」を整えました。今後この場所が、二人のオーナーと共に多くの人々が出逢いその可能性を拡げる場になる事を願って…